都道府県の中で一番面積が小さい香川県は、瀬戸内海の影響で雨が少なく晴天が多いのが特徴です。また、讃岐うどんをはじめグルメも魅力的です。魅力ある香川の特産品について、ご紹介します。
讃岐名物といえば
県民一人あたりの消費量が全国一位の讃岐うどんは、グルメというよりも香川県民のソウルフードと表現する方が正しいかもしれません。香川県は昔から良質の塩・砂糖・木綿を特産品としていて、稲作よりも穀物栽培に適した環境であることから、戦国時代以降から小麦の生産に力を入れてきました。讃岐平野は多くの統治者の努力により治水開発が進み、少ない水を徹底して活用してきました。
さらに、瀬戸内海の海の恵みでイリコなどの煮干しや醤油作りも盛んでした。讃岐うどんはコシが強いため、伸びたりふやけたりせず喉越しと小麦の味わいを楽しめます。シンプルな食材の中に努力とこだわりが詰まった美味しさは、他では真似できない味わいとして県民だけではなく日本中で愛される味として知られています。香川県内では、うどんのトッピングとして「蒲鉾」を一緒に食べるのが定番です。この「蒲鉾」も、実は香川の特産品のひとつです。
讃岐蒲鉾の特徴
神奈川・福島・山口・富山・宮城など、有名な港町では蒲鉾作りが盛んです。香川県の讃岐蒲鉾は、明治の中頃から製造販売されています。香川讃岐の名産長天、特大上天、エビ、イカ、きくらげなどバラエティにとんだ丸天など讃岐うどんのトッピングはもちろん、おでん、煮物や炒め物など色々な料理との相性ばっちりです。また讃岐蒲鉾は、色白で歯ごたえがあり、上質な風味があるのが特徴です。
瀬戸内海で大量に獲れる小魚類を消費するための方法として、ちくわなどを製造・販売したのが讃岐蒲鉾のはじまりです。
一般的に全国で知られている蒸し板と焼き板の二種類だけではなく、油で揚げたもの(天ぷら)や焼いたもの(ちくわ)も含めた総称が、讃岐蒲鉾です。地方色を盛り込んだ味わいは、地元で食されることはもちろんのこと、全国へ向けた産直品・特産品としても通な一品として人気が高いのです。
当店は、讃岐蒲鉾専門の通販サイトです。
本格的な讃岐うどんをお召し上がりになる際のトッピングとして、またお酒のお供にぜひお召し上がり下さい。